聞け!魂の叫びを!〜NHK1万人集団訴訟

  • 2009/10/13(火) 09:49:20

 本日は、久々の休刊日(休肝日ではありません。念のため)。数日分の新聞(読売も含む)を一気読みしました。今日はその中から1本アップしたいと思います。


2009/10/11付 世界日報4面 【ワールドスコープ】
 NHKスペシャル歪曲報道
民族の誇り懸けた
        「魂の戦い」に
 

 史上空前の1万人集団訴訟始動

 日本の台湾統治を扱ったNHKスペシャル「シリーズJAPANデビュー」の第1回「アジアの“一等国”」(4月5日放映)の内容が取材実態に基づかない歪曲報道だとして台湾のパイワン族37人が6日、東京地裁に集団提訴した。

この中には「アジアの“一等国”」でNHKから取材を受けたパイワン族ら3人が含まれていることから、地裁としても門前払いは難しい。なお、NHKはこの問題で6月下旬、小田村四郎・元拓殖大学総長のほか視聴者ら8400人によって東京地裁に第1次集団提訴されている。さらに第2次集団訴訟原告団1946人を含めると、原告団は1万人を突破し、史上空前の集団訴訟が始動することになった。賠償請求金額は総額で約1億1000万円となる。 (池永達夫) 

 台湾から来日したパイワン族代表団の4人が6日、司法記者クラブで記者会見し、華阿財・元牡丹郷郷長(71)は「1910年の日英博覧会でパイワン族は誇りを持って参加したが、それをNHKは人間動物園だとして辱めた」と、事実に基づかない報道姿勢を批判。また母方の祖父が日英博覧会に出席したという李新輝・前春日郷郷長(71)は「部落では博覧会出席者を喜んで迎えた経緯がある」と語り、NHKに謝罪と名誉回復を求めた。

 さらに、洪金蓮さん(66)は、「今朝(6日)、靖国神社にお参りし、先祖に会ってきた。その先祖から、安心して故郷に帰れと言われたような気がした」と涙ながらに語った…

 台湾のパイワン族37人が集団提訴
 東京・東池袋の豊島公会堂で8月12日に行われた日台国民集会で、パイワン族代表のサルガイ・チャパヤル医師が抗議したのも「アジアの“一等国”」で放映された日英博覧会に関する問題だった。サルガイ医師は、日英博覧会におけるパイワン族の生活状況実演を「人間動物園」と表現したことに対し、「パイワン族は名誉なこととして誇りを持って博覧会に出演した」と述べ、「『人間動物園』で見世物にしたという表現は虚偽報道だ」と批判、NHKに対し謝罪を要求している。

 パイワン族の人々がこだわっているのは、日英博覧会に出席した先祖の辱めをそそぎ、意図的な汚名から名誉回復を図りたいということだけだ。いわば先祖の名誉回復という「魂の戦い」に挑んでいるとも言える。

 パイワン族住居地区は8月、台風8号による深刻な災害に見舞われた。台風前に訪日を果たし、今回も来日の意欲を持っていたサルガイ医師は、負傷者の治療に追われ台湾を離れることは不可能だった。こうした救済と再建のため、息つく暇もない環境の中、華阿財氏ら4人はパイワン族の尊厳を守り、祖先の英霊が辱めを受けることがないように、パイワン族を代表して今回の集団訴訟のため訪日した。

 東京地裁に提出された訴状には、「同番組が事実に反するばかりか、虚偽の事実を捏造し、極めて悪質で偏向したもの」として「報道は事実を曲げてはならないとする放送法に違反し、放送内容は放送法に適合したものでなければならないと規定する受信契約にも違反している」として、NHKを告発している。

 さらにこの中で「番組が捏造されたものであるからこそ、NHKは台湾人出演者の抗議に対し、広報や製作スタッフなどを動員し、それらを隠蔽しようと台湾人に働き掛けた」とNHKの隠蔽工作をも告発した。

 6日、池袋のメトロポリタンホテルで開催されたパイワン族歓迎パーティーでは司会役の水島総・日本文化チャンネル桜社長が「乾杯のビールはアサヒビールですが」と述べると会場はどっと沸いた。NHKの福地茂雄会長は元アサヒビール社長だからだ。なお、巨大マーケットである中国市場への傾斜がNHKをして媚中報道に走らせているという、うがった見方も巷間では出てきている。

 その福地会長は6月の記者会見で、「番組(アジアの“一等国”)を見たが、インタビューを偏って編集した事実もなく、個人的には内容が一方的だったとは感じなかった」として問題はないとした。福地会長とすれば部下を守ったつもりかもしれないが、裁判の展開次第では福地会長の責任問題にまで発展する可能性がある。

 このNHKスペシャル「捏造問題」で最初に抗議の声を上げたのは「日本李登輝友の会」(小田村四郎会長)だった。同会は番組が放映された5日後の4月10日、「日本が一方的に台湾人を弾圧したとするような史観で番組を制作することは、公共放送として許されるべきではない」として、福地会長あてに抗議声明を出した。

 その後、このNHKスペシャルの報道に異議を唱える人々が結集し始め、「日本李登輝友の会」や「NHK『JAPANデビュー』を考える国民の会」「草莽全国地方議員の会」「台湾研究フォーラム」などが主体となって、NHK抗議デモや集会を東京だけでなく地方や台北などで幾たびも重ねて今日に至っている。

The Sekai Nippo Co.,Ltd. 1975- Tokyo,Japan


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