「メア発言」の作為的報道

  • 2011/03/16(水) 12:10:57

 地震発生から、早6日目となりました。夥しい死傷者・被災者の数と被災地の悲惨な状況を見るにつけ、かける言葉を失ってしまいます。

      

      

      

阪神淡路大震災も大惨事でしたが、今回の地震はそれを上回るものでした。お亡くなりになられた方々に哀悼の意を表します。被災者の皆さん、月並みな言葉ですが、本当に大変ですが頑張ってください!


 昨日の記事紹介です。震災の影に隠れてしまいましたが、看過できない内容ですのでアップします。反日団体・反日マスコミは、常に蠢いています。

2011/3/15 世界日報4面 【メディアウォッチ】 

 朝日掲載の共同記事「メア発言」は
       作為的報道の疑いを炙り出す読売


学生メモの確認は?


 東日本大地震の衝撃が日本列島を駆け抜け、菅直人首相の外国人献金問題も、ケビン・メア米国務省日本部長(当時)の「沖縄はゆすりの名人」発言も、遠い過去の話のようだ。が、いずれもそう簡単に忘れ去ってよい話ではない。ここではメア発言を取り上げる。

 発言を最初に報じたのは共同通信だ(6日)。その配信記事を琉球新報と沖縄タイムズが報じ(7日付)、全国紙がそれに続いた。中でも朝日(7日付夕刊)はベタ白抜き見出しで「米の日本部長『沖縄はゆすりの名人』 昨年末、米学生に講義」と報じた。記事末尾に(共同)とあるので配信をそのまま載せたようだ。

 こういう場合、自社原稿でないのだから、出所や信憑性を確認してから報じてもよさそうだが、朝日記事にはそうした形跡はまったくない…

 そもそも共同記事がいまひとつ、分かりにくい。共同によれば、メア氏の発言は、米首都ワシントンのアメリカン大の学生ら14人に対し、彼らが東京と沖縄へ約2週間の研修旅行に出発する直前の昨年12月3日に大学側の要請で行われたとしている。講義を聴いた複数の学生がメモを基に作成した「発言録」(A4判3?)に例の「ゆすり名人」の発言があったという。

 それがなぜ、3カ月以上も経った今になって明らかになったのか。共同はふつう特派員記事なら「共同ワシントン」などとするが、この記事は単に「共同」だ。もし情報源が国内なら、すぐに追える。本人に会って事実確認するのが取材のイロハのはずだ。それもせず、頭から「発言録」を事実として報じている。

出所なく長文の要旨


 朝日は8日付の「沖縄反発『米の本音か』」との記事にメア発言の要旨、10日付にさらに長文の発言要旨を載せたが、いずれにも出所はない。毎日は8日付夕刊に「発言要旨」、翌9日付にやはり詳しい「発言録要旨」を載せたが、どちらも「共同」と記している。

 つまり両紙は重複もはばからず発言要旨を2日にわたって載せる熱の入れようを見せた。それほど重要なら、なぜ学生に直接取材しないのか。紙面上は、朝日は出所不明、毎日は通信社記事の受け売りである。これでは新聞記者のイロハも気概も消え失せている。

 それにもかかわらず、朝日は9日付社説、毎日は10日付社説でメア発言に拳を振り上げた。もとよりメア発言がその通りなら批判されても仕方ないが、報道のプロセスが不透明極まりない。

 ようやく毎日のワシントン特派員が10日付夕刊で、講義を聴講した学生の一部と指導教授に取材している。といっても共同記事をなぞっただけで記事内容に新味はない。つまり、毎日はこのとき初めて情報源を直接取材したわけで、それ以前の記事はすべて共同の尻馬に乗っていたことを自ら明らかにした。しかし、暴露するに至った経緯を学生らに聞いていない。

反米団体と読売指摘


 こうした謎を解いたのが、読売11日付「スキャナー」だった。それによると、一部の米メディアが一連の動きの背景には、学生らが参加した沖縄学習ツアーは在日米軍基地の閉鎖を呼びかける市民団体代表を務める日本人大学院生による企画だったことがある、と指摘している。

 読売は発言録を作った学生にも取材し、こう書く。

 ――「(発言録は)5人の学生がとったそれぞれのメモを突き合わせており、間違いない」とする一方、「発言録は沖縄でのツアーを取材した通信社からの再取材を受け、1月から2月にかけて作成した」と述べ、講義から約2カ月後に学生たちの記憶やメモに残っていた部分を再構成したものだったことを認めた。しかし、すでに日本国内でメア氏の発言が事実として伝えられ、沖縄県民の反米感情には火が付いている――

 この中で読売が「しかし」と書くのは、講義から約2カ月後に、それも通信社(共同)の再取材後に発言録が「再構成」されたことに疑念を抱くからだろう。結局、米国務省もメア発言の事実関係を封印したまま更迭し事態を収拾した。すると朝日も毎日もメア発言を追わなくなった。日本人の反米活動家と共同記者がシナリオを書いたのか。メア発言騒動は真実よりも首をとることに主眼を置いた作為的報道だった疑いを晴らすことができない。

(増 記代司)


The Sekai Nippo Co.,Ltd. 1975- Tokyo,Japan

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