ああ日米“民主党”

  • 2009/12/12(土) 15:48:00

 何を考えてるんだか、議員140名を含む総勢約600名を従えて、民主党の小沢幹事長が訪中しました。中国側も胡錦濤国家主席自らが議員1人々々と「握手・ツーショット」という大サービスぶり。この程度で籠絡できれば安いもんだと思ってるんでしょうねえ。嬉々として写真におさまる連中の気持ち悪いこと。このうちの何人がトラップに引っかかることやら…。

 鳩山首相は首相で、天皇陛下と習近平国家副主席との会見を特例扱いでセッティングしてしまうし、民主党はこの国を中国に売るつもりなんだろうかと普通に思っちゃいますよ。ホント。そういえば鳩山さんの3Kというのがあって「基地」・「献金」・「経済」問題だとか。それなら中華の「華」をとっていっそ4Kにしてもらいたいもんです。

 さてさて話は変わってアメリカの話題。今一番ホットなのは、やはりタイガーウッズでしょう。愛人14人(?)とは恐れ入りますが、中には騙りもいるでしょうけど火のないところに煙は立たないということで、有名税だけでは済まない感じです。地位・名誉・財産を得た人間の人生というのもなかなか難しいものがありますね。でも一度は頂点の体験もしてみたいと思うのは貧乏人の浅はかな考えでしょうか?
 こんなバカバカしいゲームが今のウッズの状況を端的に表しているようです。お暇ならどうぞ。>>>Tiger Hunting

 あともう1人、こちらも民主党のお偉いさんです。そうオバマ大統領です。ノーベル平和賞なんか受賞してしまいましたが、国内外の評価には大きな落差があるようです。だいたい最近のノーベル平和賞なんて疑問符のつく人ばかりが受賞してるじゃありませんか。パレスチナのアラファト議長だの、韓国の金大中大統領だの、アメリカのカーター元大統領だの、国連のアナン事務総長などなど…。どこがどう平和になったんでしょうか?胡散臭さだけがプンプンする勲章です。

 さて、今日はそんな最高司令官を痛烈に批判するコラムをお届けします。


 2009/12/12付 世界日報4面 コラム
 オバマ大統領の招集ラッパ
   勝利へ確信ない最高司令官   
     米コラムニスト−チャールズ・クラウトハマー


 責任逃れのアフガン演説

 空で、地上で、畑で、山で1年半の間、戦い抜く。そうすれば、国に帰れる。

 米国は絶対に負けない。だが、戦費がかさんで資金不足になりさえしなければの話だ。アイゼンハワーは「国家プロジェクトの中でも、国家プロジェクトの間でも収支のバランスを取ることが必要」と言った。今なら「これらの戦争にかかる費用を無視する余裕はない」と言うべきだろうか。

 これは、オバマ大統領がウェストポイントの陸軍士官学校でアフガニスタンへの増派を発表した時に言った言葉だ。なんと奇妙な演説か。戦争に向かうというのに、こんなにあいまいで、不確かで、弱気でいいのか…

 大統領は最後に、兵士らを励まそうと「決意は揺るぎない」と言ったが、この言葉が空しく響いた。大統領は8月、アフガン戦争を「必要な戦争」と呼んだ。1日の夜、アフガンには「世界中の安全」が懸かっていると主張した。確かに世界にかかわる問題だが、それほど重要な所から2011年7月になれば撤退を開始するという。

 そんな及び腰な発言が、タリバン、どちらに付くべきか決めねばならない農民、様子をうかがっているパキスタンの将軍、アフガンから撤退の機をうかがっている北大西洋条約機構(NATO)同盟国の耳に入らないと思っているのだろうか。

 それにもかかわらず、アフガン戦争を支持している人々のほとんどが、これを歓迎した。一定の方針が得られたからだ。リベラル派にとってみれば、演説そのものがまず重要だった。タカ派から見れば、駐留米軍のマクリスタル司令官が要求していた4万人の4分の3に当たる3万人の兵力が得られた。ハト派にとって大統領の言葉は慰めになった。

 しかし、これはそんなに軽いものではない。言葉は大切だ。意思の表れだからだ。戦争に勝つための要因は三つだ。米兵のような勇敢で優れた能力を持つ兵士と優れた武装勢力対策部隊、ペトレアス中央軍司令官、マクリスタル司令官のような優秀で、戦場の経験が豊富な司令官、最高司令官である大統領が勝つという意思を伝えること。

 ここが難しいところだ。重大な局面でも、大統領は政策文書を出すより、演説をする。演説で感触を伝えることができる。政策に目的を持たせ、熱意を示すことができる。だが、オバマ大統領の演説は、責任逃れのための巨大な避難口だった。

 オバマ氏が、ヘンリー5世やチャーチルのようになるとは誰も考えていない。だがオバマ氏は、ブッシュ前大統領のようにもなれなかった。ブッシュ氏は、支持率が急落し、力もなく、政界と外交の支配層の反対に遭いながらも、はるかに厳しい状況下で、撤退や後退を断固拒否して、2007年にイラクの増派を発表した。その執念深さは国内では頑迷として強い非難を受けた。しかし、イラクでともに戦う人々、敵対する武装勢力らには、断固とした決意として受け止められた。

 オバマ大統領の増派演説は、最高司令官の演説ではない。政治家の演説だ。2種類のまったく違う聴衆に向けられたものだった。右派に対しては増派する、左派に対しては撤退するという二つのメッセージを発したのだ。

 大統領の約束とは別に、戦時大統領としての資質にも問題がある。大統領の人気はまだ高く、上下両院で多数派を握っているが、撤退期限を設けることで左派をなだめざるを得なかったのだとしたら、状況が悪化し、死傷者が急増した場合、左派にどのように説明するつもりなのだろうか。そのときは、党の支持と戦場での勝利とのどちらかを選ばなければならなくなる。

 アフガン領内とパキスタン国境付近でのタリバンとの戦いを優勢に進められるかどうか、個人的には懸念を抱いているが、ペトレアス、マクリスタル両司令官なら、勝利への確信がないまま、大切な命を懸けた戦いをするような作戦を命じることはないと確信している。

 だから、その判断に従い、その方針を支持したい。しかし、この戦争の行方は、司令官だけでなく、大統領にも懸かっている。最高司令官が勝利を確信していなければ、戦いを優勢に進めることはできない。なのに、この最高司令官は撤退期限を設定した。いつまでも他国の再建にかかわっていられないということだ。「一番大事なのは自分の国だから」だ。

 素晴らしい。行って戦えと新米士官らに言う。その中には、生きて帰ってこない者もいるだろうが、私にとっての最優先事項は国内にあり、途中で中断しなければならなくなる可能性もある、と言うのだ。

 こんなやる気のない戦闘準備があるだろうか。こんな、不安な招集ラッパがあるのだろうか。【ワシントン】

The Sekai Nippo Co.,Ltd. 1975- Tokyo,Japan

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一阿のことば 14

海軍のことを少し話しましょう。

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恥ずかしくても直視せよ

恥ずかしくても、屈辱でも直視しなければならないでしょう。外でもない我々国民が選挙で選んだ政権ですから。国民が今の政治状況をみて、もう一度胸に手をあてて深く考えてみる契機となれば、この授業料は高くないかもしれません。本来保守にとってはこの状況は逆に願ってもないチャンスと思いますが、特に目立った動きを知りません。外野できゃんきゃん叫ぶだけでなく、我々も政治にコミットできる力を持たねば。ね?

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