世界に誇る“和”の力

  • 2010/11/12(金) 15:59:24

 尖閣問題が喧しいですね。戦後60年、敗戦のトラウマからおよそ「国防」という“言霊”を、平和憲法という名のもとに封じ込めてきたツケが一気に噴出した今回の事件ではないでしょうか。

 まあもっとも今回の出来事で、国民もようやく中国という国が「異形・奇形」の国であることに気づきだしましたし、国家・国防・領土問題への関心を抱き始め、あるいは平和というものが軍事・軍備・真の外交なしには保障されないということを実感しだしたのではないかと思います。

 では、日本は、日本人はどうしたらいいのか?そんな答えの一つが今回の講演のなかにあるかと思います。


 
2010/11/8  世界日報9面

世日クラブ講演会(要旨)

世界に誇る調和と融合の力
        韓国人と日本人/拓殖大学教授 呉善花氏


 世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤譲良・近藤プランニングス代表取締役)の第134回定期講演会が10月20日都内で開かれ、評論家で拓殖大学教授の呉善花(オソンファ)氏が「韓国人と日本人」と題し講演を行った。呉氏は日韓両国民の特性の違いを指摘した上で「和を尊び融和する力を持つ日本人は、今こそその力を世界平和のために役立てていくべきだ」と強調した。以下は講演要旨。 
 (文責・編集部)


「間」を置く独特の美意識


 世界の言語の中で日本語と韓国語は敬語が最も多いといわれます。しかし、使い方は全く逆です。朝鮮半島は徹底した儒教社会なので、自分の身内を立てる言い方をしないといけません。儒教は他人より私の家族の方が上。例えば電話がかかってきた時は「今、うちのお父様におかれましてはいらっしゃいません」という言い方です。日本語のように「今、父はおりません」という言い方はとんでもないことなのです…
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占領教育から選良教育へ

  • 2009/10/08(木) 14:59:31

 雨と台風の狭間の好天日だった4日(日)、小学校の運動会が行なわれました。9月の連休あたりまでは好天続きだったのですが、その後曇天の毎日…。雲行きが怪しくなってきた前日の3日(土)が本開催の日だったのですが、確実に雨雲が来ると言う予報に、結局その日の朝断念。翌日開催となりました。色々な声も上がりましたが、結果として成功だったように思います。

 運動会でさえ決行か否かで気が気でないわけですから、あの嵐の中、ノルマンディー上陸作戦の決行か中止かの判断をしなければならなかったアイゼンハワー将軍の心中はいかばかりだったろうかなどと、めずらしく歴史に思いを馳せるのでした。


 それでは本日の記事紹介です。昨日のビューポイントが良かったので、改めてアップしたいと思います。
2009/10/7付 世界日報12面 【ビューポイント】
政治主導を実現させる条件

 官僚を心服させる力を

 東洋学園大学准教授 櫻田 淳


 映画『小説吉田学校』(監督/森谷司郎、出演/森繁久彌・芦田伸介・小沢栄太郎・若山富三郎、制作/1983年)には、印象深いシーンがある。

 講和の実現に向けて本格的に走り出した吉田茂が、外務次官に条約案の作成を命ずる。だが、外務次官は、吉田が満足する案を出せず、吉田から何度も突き返される。そうした遣り取りの中で、次官は、親の死に目にも会えない激務を続ける。最後に案が出来上がり吉田から「ご苦労だった」と言葉を掛けられた次官は、脱力したように落涙するのである。

 吉田と外務次官の関係は、単に政治家と官僚の関係ではない。戦前には外務次官を務めた吉田にとっては、その次官は広い意味での昔日の部下であったであろうし、何よりも東京大学法学部の後輩であった。往時の日本における政官関係は、こうした出身地、出身大学、家族の「閥」の中で機能したのである…
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国民が夢を描ける政治を

  • 2009/08/03(月) 17:11:19

 夏なんだか梅雨なんだかもう秋なんだかよくわからない天気が続きますね。まさしく日本の政局をあらわすようなそんな季節模様です。

さて、衆議院も解散し、選挙戦真っ最中でありますが、こんなサイトを参考にされてはどうでしょうか?
2009衆院選〜ひと目でわかる候補者選び 
 〜しかし、多くの人は、日々の生活に忙しく、どの政党、どの政治家に入れれば良いのか考える余裕が無いのではないでしょうか?そこで「ここを見れば衆院選で誰に入れれば良いか分かる!」を目的に立ち上げたのが、当コンテンツです…
 …今回の選挙では、民主党が勝てば政権交代の可能性が高くなります。
 政権交代それ自体を否定するつもりはありません。
 しかし、政権が代われば、国の政策は大きく変わります。それがあなたの望む方向に変わるとは限りません。だから、「何となく」ではなく、きちんと各政党の掲げる政策、立候補者を比較して投票しましょう。


 また、こんな動画はどうでしょうか?



「悪い政治家をワシントンへ送り出すのは、投票しない善良な市民たちだ。」
  (ウィリアム・サイモン(ニクソン政権時の財務長官)
 
 それでは、本日の記事紹介です。
2009/8/3付 世界日報9面 【インタビュー】
国民が夢を描ける政治を

             /田村耕太郎参議院議員が講演 

贈与税の軽減で消費拡大


 鳥取県選出の田村耕太郎参議院議員は同県のスイカを中東で売って話題を集めるなど、グローバルに活動している。他方、「水木しげるロード」が評判の境港市に、妖怪ファンドを立ち上げホテル建設を目指す。
金融資産を持つ国や個人と日本の技術をマッチさせ、夢を描くのが政治だと言う田村議員が、最近の活動について語った。(6月20日、アジア太平洋交流学会例会での講演より)

 4〜6月の経済成長率は前年比で年率換算10%ほどの見込みです。日本は欧米のようなマネーゲームは少ないし、証券化商品による不良債権も限定的です。技術があり、国民がお金を持っていて、欧米の国民のような負債がありません。

 日本は公的債務の残高がGDP(国内総生産)の約170%で世界史上最大です。しかし、個人の資産も桁違いに大きく、政府の債務と相殺すると純資産は2830兆円です。

 今、株価が下がっていても1410兆円の個人金融資産があり、うち800兆円が銀行預金、200兆円が生命保険、たんす預金が150兆円ほど。鳥取市が定額給付金に合わせ市内だけで使えるプレミアム商品券を発行したところ、4億円が半日で完売し、うち2億円以上が旧1万円札で支払われたそうです。回っていないお金がたくさんあるのです。日本の国債の97%は日本人の資産で回っています。米国や英国と違い破産状況ではありません…
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国家に依存し寄生する精神

  • 2009/04/08(水) 20:48:08

 今年はめずらしく桜の開花が遅れ、おかげで入学式が満開のもとで行われました。こういう光景を見るのは久しぶりのような気がします。

お花見の宴会もまだまだいけそうな様子。不景気のなか、せめてもの自然からの慰めに感謝したいと思います。

 (写真は、神田川沿いに咲く桜)


 それでは、本日の記事紹介です。保守派からは何かといちゃもんをつけられ、いまいち理解しがたい評論も出す淳ちゃんですが、今日の記事はいいです。

2009/4/8付 世界日報16面 【ビューポイント】
国家に依存し寄生する精神

 階層の作法を忘れたか
 昔の篤志家らの美風に習え

                東洋学園大学准教授 櫻田 淳



 一昨年夏のサブ・プライム・モーゲージの焦げ付きに端を発した現下の金融危機は、「百年に一度」と評される世界規模の経済危機を招いたけれども、その危機も「最悪期」を脱したという見方が散見されるようになっている。

 現下の経済危機は、小泉純一郎内閣期に加速された構造改革路線への評価に影響を及ぼした。そもそも、構造改革路線の思想上の核は、「国家に依存し、寄生する精神」を退場させることにあった。それは、明治期に福沢諭吉が説いた「一身独立して一国独立す」の大義にも沿うものであったという意味においては、決して1980年代以降の「流行」ではない。

 しかし、経済危機に辛吟する昨今の風景の中では、構造改革路線の「負」の側面が強調されて語られ、「国家に依存し、寄生する精神」が実質上、容認される向きがある。たとえば、経済危機を彩る「派遣村」や「ネットカフェ難民」などの風景が話題になる度に、「何故、国が支援しないのか」という声が上がるのは、その事例であるといえよう…
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民主主義とは何か

  • 2009/03/20(金) 16:57:30

 こういう事件を見るにつけ、韓国がいかに「夜郎自大」な国であり、「身分差別」をはじめとした各種の「差別」が激しい国かを感じます。日本への異様なまでのライバル意識(サッカーにしろ野球にしろ)の背景にも、自分たちこそ文化・文明の発信地であり、本来身分が上なんだというやっかみとプライドが見え隠れします。民度が低いと言われる所以です。

【地球だより】芸能界に巣くう闇−韓国から
 昨年、日本のお茶の間でも知られていた人気女優チェ・ジンシルさんが自殺した際、芸能界出身のある事業家からこんな話を聞かされた。「韓国の女優たちはね、売れる前はある程度“貢ぐ”(性接待や酒席への同伴)しかない。これに逆らえば芸能人生も終わりさ」
 チェさんの場合、悪質なインターネット上の書き込みが原因だったというから、そのときは半信半疑で、あまり気にも留めなかった。ところが先日、人気ドラマ「コッポダナムジャ(花より男子)」の出演女優が自殺した事件で、性接待を繰り返し強要されたことを思わせる直筆の紙切れが発見され、韓国芸能界の怖さがじわじわと伝わってくる思いだ。

 紙切れには「私は力のない新人俳優。この苦痛から逃れたい」と記されていた。この「苦痛」こそ、性接待のことを指すというのが専らの見方だ。紙切れは、テレビ局の記者が、自殺した女優の元マネジャー事務所を訪れたときに偶然、ゴミ袋の中から発見した。端が燃やされたり、破られたりした幾つかの紙切れを組み合わせて判読できたというから、女優の所属プロダクションが証拠隠滅を図った疑惑も浮上している。

 警察は性接待相手とみられるリストを確保したと明らかにしたが、この中には大企業の役員や有名スポーツ選手の名も含まれるといううわさまで飛び交っている。

 「コッポダ……」は、日本の人気ドラマ「花より男子」の韓国版で、これを見ずに会話についていけないといわれるほど、中高生必見の番組。それだけに出演女優の自殺は芸能界の裏事情を伝えるのに十分過ぎるほどの役割を果たし、政府も悪しき慣行にメスを入れる構えだ。
(3/20付け本紙7面 コリアのページより)


 それでは、本日の記事紹介です。
久保田先生のコラムはいつも含蓄があり、示唆に富んでます

2009/3/20付 世界日報16面 【ビューポイント】
民主主義とは何かの検討を

主権在民に問題ないか
謙虚に認識すべき「人間観」
NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会代表理事 
 久保田 信之



 薬害訴訟に限らず、最近「国を相手に戦う」と意気込む市民運動がマスコミ等で大きく取り上げられている。これらはいずれも、市民や個人を「善」とし国および国家を「悪」として問題を組みたてるといった共通性があるように思えてならない。即ち、善良なる個々人の自由意志を圧迫し歪める危険な存在が国であり国家であると決めてかかっているようだ。

 独裁専制を否定して主権在民を謳った民主主義を、「非の打ち所のない理想である」と決めてかかり、国ないし国家は可能な限り主権者たる個々人の欲求を実現する方向に努力すべきだというのが、日本の言論界の基本姿勢であった。この前提に立てば「国のために命を捧げる」とか「祖国の平和と繁栄のために個々人が犠牲を払う」ことなど考えられなくなっても不思議はないのだ。「日本人の常識では、愛国心は育たない」と断言せざるを得ない状況にあることを、改めて問題にしなければならないと思うのである…
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